ネット収入にも税金はかかる!確定申告のしないとばれるのか?方法は?

こんにちは、ヒロです。

自分でネット収入を手にしているのであれば、その収入にも税金がかかっていますので、自分で確定申告をしなければなりません。

 

確定申告というと、会社員時代にはあまり縁がないもので、ついついめんどくさく感じてしまうものですよね。

 

ですが、結論から言うと、ネット収入を手にしているのであれば、絶対に確定申告はしておきましょう。

 

というのも、確定申告をしておかないと、無駄に多く税金を支払わされてしまうからですね。

実際、僕自身も4年前からネットで稼ぐようになり、去年、まとめて3年分の確定申告をした時には、追加徴税されました。

 

ネット収入がまだ小さかったり、経費が多いうちは問題ないのですが、やっぱり積み重なっていると痛いものです。

それに、確定申告をしていないと、毎月2月、3月に後ろめたい気持ちが出てくるんですよね。

 

会社員の給与も税金が引かれていますし、他の事業者も税金を支払った上で、ビジネスをしています。

 

ですから、確定申告はきちんと終わらせてしまって、堂々とビジネスをした方が精神衛生上にもいいはずです。

 

そういうわけで今回は、ネット収入の確定申告の方法をわかりやすく簡単解説していきます。

さらに、確定申告をしないとばれるのか、ばれたらどうなるのかも合わせてお話していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ネット収入にも税金はかかる!確定申告の方法を簡単解説!

 

冒頭でもお話した通り、もしあなたがネットで収入を手にしている場合、確定申告をする必要があります。

ただし、年間の副業の所得が20万円以下の場合は、確定申告をする必要はありません。

 

ちなみに、確定申告の「所得」とは売上から経費を差し引いた利益のことですね。

つまり、税務署に利益がどのくらい出ているのかを申告して、その利益に対して、税金を支払うという仕組みになります。

 

ですから、自分で事業をしている方や会社を経営している方々は領収書をもらって経費を増やそうとするのです。

「所得=売上ー経費」ですから、経費の額を増やせば、所得が減り、かかる税金も少なくなります。

 

つまり、確定申告は簡単に言えば、事業の財務状況を報告して、利益分に対して税金を払う仕組みだと理解しておいてください。

ちなみに、払う金額も所得の額によって税率が変わってきます。

 

具体的に言えば、下記の通りですね。

 

 

まず、「売上ー経費=所得」で所得を出します。

その後に、「所得×適用税率ー控除額」であなたが支払うべき税金を出してください。

 

例えば、ザックリ売上が400万円だとして、経費が200万円だとすれば、計算は下記の通りです。

【所得】(400ー200)×【適用税率】10%ー【控除額】97,500=102,500円

 

また、売上が1億円で経費が6,500万円だとどうなるでしょうか?

【所得】(1億円ー6,500万円)×【適用税率】40%ー【控除額】2,796,000円=11,204,000円

 

そう、この場合は、なんと1,000万円以上の税金を支払わなければならないのです。

そりゃあどの企業も、決算前に広告費を経費としてドンドン使っていく理由が分かりますよね。

 

さらに、この税金は所得税ですので、所得に10%をかけた住民税も支払わなければなりません。

3,500万円の所得なら350万円、200万円の所得であれば、20万円ですね。

 

このように、ネット収入の確定申告で収めるべき税金は経費の額を増やせなければ、かなりバカにならない金額になってしまいます。

 

僕の場合は、3年分の確定申告をまとめて行いましたので、それはそれは大変でした。笑

もちろん、年月を重ねるに連れて成長していき、収入も増えいくので税金を払うことはできましたが、まとめて行うのはおすすめできません。

 

ちなみに、僕の場合は、副業で行っていたので全て税理士さんにお願いしていました。

副業の場合は、給与も所得に入るため、源泉徴収票から給与所得と副業所得を合わせて計算しなければなりません。

 

自分で調べて計算していけば、できると思うのですが、ビジネスを行う時間の方が大事ですからね。

頼めるところはプロに依頼して頼みました。

 

ここで気をつけなければならないのは、給与所得も合算するので、適用税率が上がってしまうことです。

特に、本業の年収が高い方は所得が跳ね上がってしまって、副業分にかかる税金が高くなるかもしれません。

 

この点の詳しい計算は、税理士さんに相談してみるといいでしょう。

ちなみに、確定申告をする際の所得区分は次の通りです。

 

給与所得:アルバイト

事業所得・雑所得:アフィリエイト、せどり、クラウドソーシング、ハンドメイド品の販売、YouTuber、UberEats配達員など

不動産所得:家賃収入

譲渡所得・配当所得:株式投資など

雑所得:FX取引、仮想通貨の取引など

 

確定申告の申告用紙に所得の区分を記載する項目がありますので、上記を参考に申告してみてください。

また、確定申告のは白色申告と青色申告があります。

 

白色は簡易的なもので、ざっくりとした売上と経費、所得を申告するものです。

一方、青色申告は複式簿記で帳簿をつけることで65万円の控除を受けることができます。

 

最終的に支払うべき税金から65万円が差し引かれるので、支払う方からすれば、かなりありがたいですよね。

ただ、1日でも提出が遅れた場合は、控除の額が10万円になってしまいますので、お気をつけください。

 

厳密に言えば、2014年(平成26年)分からは、すべての白色申告者にも帳簿の提出が義務付けられています。

ですので、どうせ同じ帳簿をつけるのであれば、青色申告で65万円の特別控除をもらった方がいいでしょう。

 

ネット収入を確定申告しないとばれる?ばれたら税金が上がるので注意!

 

ネットで収入を手にしているけど、確定申告するのがめんどくさい。

でも、確定申告しないとばれるかな?ばれたらどうなるんだろう?

 

このように思っているあなたの気持ちは痛いほどよく分かります。

結論から言えば、ネット収入が年間数百万円〜2,000万円など小さいうちはばれる可能性は少ないでしょう。

 

ですが、売上も億を超えて事業者として目立つようになると、必然的に税務署もあなたに目を向けるようになります。

当たり前ですよね、収入の小さな人を狙っても、得られる税金は少ないのですから。

 

であれば、事業で儲かってそうな事業者を見つけて、そこを突く方が税務署としても助かるわけです。

実際に、最近では通販で年商100億円以上の会社を作った青汁王子やチュートリアル徳井さんの無申告が話題になりましたよね。

 

このように、ネット収入が大きくなればなるほど、税務署にばれてしまうリスクが大きくなります。

では、確定申告をしていないのがばれたらどうなるのか?

 

無申告がばれてしまうと、本来払うべき税金に加えて、無申告加算税と延滞税が追加されてしまいます。

遅れた場合も無申告加算税と延滞税が加算されるのですが、ばれてしまった場合は、その税率が大きく跳ね上がってしまうのです。

 

具体的には下記の通りですね。

 

【無申告加算税】

・遅れて申告した場合:納税額×5%

・税務署に指摘を受けた場合(意図的な無申告ではない):納税額×15%〜20%(納税額が50万円以上で20%)

・税務署に指摘を受けた場合(意図的な無申告):納税額×40%

 

【延滞税】

確定申告の期限から2ヶ月以内:見納税額×年率7.3%

確定申告の期限から2ヶ月以降:見納税額×年率14.6%

 

いかがでしょうか?

結構バカにならない額が追加徴税されてしまいますよね。

 

僕もためていた3年分を申告した時には、5%の無申告加算税と14.6%の延滞税が追加されました。

だからこそ、はっきりと言いたいのです。

 

確定申告はしておきましょう、と。笑

 

確定申告をやってみて思ったのですが、結局のところ、ただの経費計算ですからね。

売上と経費を計算して、税理士さんに依頼すれば、すぐにできてしまうわけです。

 

それを怠慢で来年に持ち越してしまうと、僕のように、税金が上乗せされてしまいますので、絶対に確定申告をしておいた方がいいでしょう。

 

実際、経費を増やせば、税金の額もかなり減らすことができますからね。

ちなみに、副業としてネットで収入を手にしている場合は、確定申告をする際に、「自分で納税」を選択してください。

 

自分で納税しなければ、ネット収入を合算した上での通知書があなたの会社に届いてしまいますからね。

 

基本的に住民税は会社の給与から天引きされて納税される仕組みになっていますので、副業バレを望まない方は住民税を自分で納付してください。

 

アクションプラン:ネット収入は日頃から売上と経費の計算をしよう!

 

今回は、確定申告の方法から納税額、しないどどうなるのか、ばれたらどうなるのかを徹底解説していきました。

簡単にまとめると次の通りですね。

 

・納税額は売上から経費を引いて、税率をかけて控除額を引けば出てくる。

・実のところ、そこまで難しくはなく、単純な財務の計算である。

・ただし、副業として取り組んでいる場合は、本業分との合算が必要になるので税理士に相談した方がいい。

・ネット収入が大きくないうちはばれることは少ない。

・ただ、ばれてしまった時の無申告加算税と延滞税はかなり痛い。

・確定申告をしておくことでスッキリ堂々と事業ができるので、さっさとしておくべき。

・副業として取り組んでいる場合は、住民税を自分で納付しよう。

 

何度も言いますが、確定申告はしなかった時のデメリットがかなり大きいですからね。

逆に、確定申告を終わらせておけば、気持ち的にもスッキリしますし、堂々とした気持ちで事業を行えます。

 

ですので、事業の売上と経費を日頃から計算して、サッと終わらせてしまうことをおすすめいたします。

支払う税金が大きくなるということは、それだけ事業も大きくなっている証拠ですので、堂々と胸を張ってください。

 

 

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